使命感

2018年10月15日 11:27 AM

本日は使命感について話したいと思います。
使命感とは何かを任された時にそれをやり遂げようとする強い意志のことです。
似た言葉に責任感がありますが、使命感がポジティブな感情-つまり前向きな熱意で
あるのに対し、責任感はどちらかといえばネガティブな感情で義務感を含んでいます。

人は使命感を持つことにより、強く生きて行く原動力を持つことが出来ます。
使命感を持つと自分がやらなければならないことがはっきりする為、
壁にぶつかっても諦めたり落ち込み続けることはありません。

ところで、使命感の「使命」は使者として命ぜられた命令・任務であり、
与えられた重大な任務といえます。
個人であれば、天職という様な意味で使われます。

そこに「感」がつくと任務の遂行という強い感情が籠り、
使命感に燃えるという熱情となるのです。
しかし、人生において使命感に燃える場面はそう簡単には現れません。
ひどく期待されることや天職を認識するいうことはそうあることではありません。

自分の使命、会社の使命、国家の使命など、それぞれのミッションを持つことが
使命感となります。
例えば企業の場合ですと、人に喜ばれる、持続可能な企業、人を大切にする、
地球に優しい、将来的な展望が明るいなど、そういったミッションを持つ企業には
長く関わりたいという思いが強くなります。
個人であれば、仕事に使命感を持つことでスキルが向上します。

使命感は自分で決められることと他者から与えられることに大別されます。
自分で決めるとは、こういう職業に就きたい、自分にはこんな天職がある、
こういう強みがあるといったことで、それを全うしようとする時に人は使命感を持ちます。

しかし組織に入ってしまうと自ら決めることは容易ではなくなります。
自分がどんなに思っていても与えられなければ使命感は醸成されることはなく、
そうなると仕事がつまらない、こんなことやっていてもどうしようもないと、
どちらかといえば後ろ向きになってしまいます。
人間が後ろ向きになった時の姿は全く惨めなもので、これでは仕事が出来る訳がなく、
自分が成長することもありません。

人が成長する時とは苦労することも然ることながら、何か使命を与えられ
それを全うした時です。そしてそこに生き甲斐が現れます。
皆様もそれぞれの人生を振り返って考えると、未だ人生半ばという人も多いでしょうが、
色々思い当たることがあるしょう。

いずれにしろ目的とテーマをはっきりさせることが大切だと私は思います。
自分だけ良ければ良いとか、出世さえすれば良いとか、お金が得られれば良いとか、
そのようなことを言う人がいますが、そこにはテーマ性が全くありません。
目的と手段を混同すると最後は破滅ないし自滅します。

皆様もこの機会にご自身の使命感について考えてみてはいかがでしょうか。
私は使命感に大きいも小さいもないと思います。
世界を考える・国家を考えることは勿論結構なことです。
しかしささやかなことでも良いのです。
例えば人を幸福にするという使命感はとても素晴らしいことです。

使命感がなければ生きている意味がないと私は思います。
私は私なりに使命感を持っておりそれが原動力となり生きています。
使命感のない老人というのはいかがなものかと思うのです。
一方で若くても使命感を持たない人は沢山いるとも感じています。

是非この機会に他者とよく話し合って様々な使命感について考察してみて頂きたい
と思います。

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