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創業者の言葉

自制心

2016年01月18日

本日は自制心-セルフコントロールついて話したいと思います。
これは非常に重要なことです。
自制心を定義すると『自分自身の感情や欲望などを上手く抑えたりコントロールする
感情や精神力のこと』であり単純に言えば『自分の意志で感情や欲望を抑制すること』
です。
更に詳しく言うと『直接的な外的強制力が無い場面で自発的に自己の行動を統制する
行動が出来ること』となります。

自制心が無い人は大抵失敗します。
成功者や上手く行っている人は極めて自制心が強いものです。

自制心が強い人の特徴を何点か挙げてみましょう。
単純な所では食べ過ぎ飲み過ぎをしないこと。
健康管理をきちんと出来るのが自制心の強い人です。
飲み会に行ったら2次会3次会にも参加して大酒を飲み締めにラーメンを食べる…こんな
人は自制心がありません。
更に二日酔いで朝起きられないなど大変に宜しくありません。

自制心が強い人は朝に強いものです。
目覚ましが鳴ったらぱっと起きます。
反対に目覚ましを消して二度寝をする人-寒いから布団から出たくないとだらだらして
いる内についつい寝てしまう人は自制心がありません。
総じて成功者は朝が早いものですがそれは自制心が強い為でしょう。

朝寝坊や遅刻をしていては成功の見込みはありません。
これは若者にはありがちなことですが実は最悪です。
かくいう私も20代の頃は寝坊もしましたし遅刻をしてしまった経験もあります。
だから当時は良い成果を出すことが出来ませんでした。

かと言って若い頃から自制心がある人が成功するかと言えばそれはそれで難しいの
です。
自制心だけで成功しません。

また浪費をしないのも特徴の一つです。
自制心の強い人は金銭面でもセルフコントロールがしっかり出来ます。
例えば賭け事。
賭け事は必ずしも悪い訳ではありません。
成功者がギャンブルをしないかというと全くそうではありません。
しかし彼等はギャンブルの限度というものを持っておりその限度を超えてやることは
しません。

自制心の強い人とそうでない人の差が出るのはダイエットや受験です。
ダイエットや受験は自制心そのものです。
欲望を押さえて暴飲暴食をしない。勉強をする。
能力は関係ありません。
受験は自分一人の世界ですからセルフコントロール出来る人は大抵希望の大学に入る
ものです。
しかし社会人になるとそうは行きません。
他人の作用が入って来るからです。

それでは自制心が強い人とはどういう人でしょうか。
それは私が常に言っている-我社の社是とも言えることですが、達成したい目的が
ある人です。
達成したい目的があるから、だから誘惑に耐えるのです。

或いは過去に目標を達成した経験がある人も同様です。
努力や忍耐によって手に入れたものがあるという経験・体験。
これは先述の通り受験などが該当します。
1年頑張ったから目的の大学に入った。これは努力と忍耐の結果です。
欲望を押さえたということです。

目標がない人は自制心を強要されるいわれはありませんから好きなように生きれば
良いでしょう。しかしそれは敗北に繋がります。

反対に自制心が弱い人はどういう人でしょうか。
それは目的の明確化とそれによる小さな成功体験を味わったことのない人です。

つまりどんな人でも小さな成功体験を積み重ねて行けば自制心は徐々に養われるのです。

自制心を鍛えるコツは幾つかあります。
1番目は単純ですが小さなことから止めてみることです。
例えば普段やり過ぎていることを1週間止めてみるという実験をするのです。
テレビを観すぎているという人はそれを止めてみる。
テレビを1週間観なくても支障を来すことはありません。
或いは業務外のスマホを止めてみる。
習慣的に見てしまいたくなりますがスマホに邪魔される時間は膨大です。

2番目は上手く気を紛らわすことです。
集中ばかりすると疲れてしまいます。
衝動的に物事を行ってしまう人はその悪い選択を断ち切って例えば散歩や運動をすると
気が紛れて効果的です。

誘惑を断ち切るということが大事です。
人は目先の楽しみについつい没頭し易いものです。
例えば投資家が株価の上がり下がりという短絡的なことに気を取られ一喜一憂して
しまう。
感情的に誘惑の対象をとらえてしまって冷静な社会的知識に基づいた行動をとらない。
長期的展望に立ち目先の誘惑に打ち勝つ必要があります。

最も大事なことは不安を持つことです。
不安は自制の為の効果的な手段です。
例えば煙草。
煙草を吸い続ければ肺がんになると言われています。
実際になるかどうかはさて置きそうインプットされています。
インプットされると人は喫煙を止めます。

自制のし過ぎもまた注意が必要です。
自制心ばかり強い人は何も出来ません。
我慢はしなければなりませんがしかし例えば無理なダイエットが良い訳がありません。
遊びたいのに全く遊ばないという状態が続けば精神的バランスを失って行きます。
自制のし過ぎにも注意した方が良いのです。

自制心が強い人程幸せになれるとアメリカの調査では出ています。
また自制心の強い人は成功者が多いです。

若い内は自分の衝動に任せて行動し失敗することもままあるでしょう。
しかし30代・40代になれば目的を持ちそれを達成する為に自制心を持つということが
求められます。
これが教育の原点だと私は思っています。

皆様が成功者になりたいと思うならば自身の自制心について考えてみてはいかがで
しょうか。

創業者
西川三郎

ジャパニアス株式会社の創業者、西川三郎が送る”創業者語録”
1948年愛媛県生まれ。慶應義塾大学法学部を卒業し、大手生命保険会社に入社。
その後、中堅エンジニアリング会社を経て、1999年にジャパニアス株式会社を創業。