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創業者の言葉

努力

2015年03月16日

本日は努力について話したいと思います。

努力という漢字をよく見ると『努』にも力という文字があり『力』が強調されている
言葉だということが分かります。
努力は一般的に言うと『目標を掲げそこに到達する為に邁進すること』です。
また幸田露伴という小説家は『努力論』という本の中で『努力とは自分の人生の目的を
明らかにすることです』と言っています。

では目標や人生の目的とは何でしょうか。
幼い頃に『プロスポーツ選手になりたい』とか『医者になりたい』という様なことを
言っていた人もいるでしょう。これ等は子供の願望、夢と言われるものです。
しかしいつしか20歳を過ぎれば大抵の人は不可能なことは言わなくなります。
自分でも到達出来そうなことを目標に掲げる様になるのです。
私で言えば小説家になりそれで飯が食えるようになることでした。『小説家になること』
ではありません。

皆様方の人生の目的は何でしょうか。
生物の本能的な人生の目的は種の保存です。
植物でも動物でも必死になって目指すのは子孫を残すことです。
それも立派なことだと思いますが、それではそれぞれ人生の目的とは-自分のやりたい
ことは何でしょうか。

幸せになる為には努力や時間は必要でありません。
幸せは主観的なことであり自分が幸せだと思えば幸せだし不幸だと思えば不幸です。
ですから考え方やコツを掴めば誰でも然程苦労せず幸せを手に入れることが出来ます。
例えば『○○』が有りさえすれば幸せなれるなどと考えずに今既にあるものに感謝すれ
ば人は結構幸せなものです。

人間は食べ物と住む所と寝る場所があれば最低限基本的な生活は出来ます。
しかし人間には欲が有ります。
『もう少しこういうところに住みたい』とか『もう少しこういうものが欲しい』という
欲求が出てきます。
欲求は努力をしないと中々満たすことが出来ません。

皆様は努力をしているでしょうか。
目的を掲げ邁進するということをしていますか。

上司が『これをしろ』ということをやっているのが一般的でしょう。
或いは自分が決めた目標を上司と摺合せながらやっているでしょうか。

私の持論ですが自分が『これ位出来るだろう』と思ったことは出来る筈です。
それが出来ないのは努力が足らないのです。
或いは努力とは自分だけですることばかりではありません。
他人様のお世話になったり誰かに助けてもらうこともあります。

『あの人は才能があるから凄いのだ』という人がいますが世界一の人と比べるなら
ともかく身近で頑張っている人と自分と何が違うというのでしょうか。
身近な人と比べてその人は成果が出ているのに何故自分は出ないのでしょう。
才能でしょうか。

誰が優れていて誰が劣っているということではありません。
ただただ目標を設定しているかどうか。
その目標に向かってひたむきに努力しているかなのです。
その差しかないのです。

小説家の世界では村上春樹氏の様な方でも生活は平凡です。
毎朝4時に起きて12時まで原稿を書き午後はジョギングをしたりジムに行ったりする
生活を毎日続けているのです。
翻って私はそういうことが出来ないところに自分の至らなさを感じています。

松岡修造氏の言葉にこの様なものがあります。
『100回叩くと壊れる壁があったとする。でもみんな何回叩けば壊れるかわからない
から、99回で諦めてしまう』
何故もう一回叩かないのか。
努力も『こんなに努力して』というところまで行かず諦めてしまうのです。

同じ組織には似たような才能を持つ人が集まっていると言われます。
その中で成果が違うのは何故かよく考えて頂きたいのです。
それは自分が立てた目標に対する努力の度合いや集中の結果です。

目標或いは生き甲斐、強烈なもの-『これをしないと自分は生きて行けない』という
ものがない人、或いは妥協している人は努力をしていないということになります。
是非、努力しているのかを自らに問い質して自分は努力をしているといえるように
なって頂きたい。

他人からつべこべ言われる筋合いはありませんが努力をすれば成果は出せます。
出せなかったら努力が足りないと思って頂き更なる努力を重ねて頂ければと思います。

創業者
西川三郎

ジャパニアス株式会社の創業者、西川三郎が送る”創業者語録”
1948年愛媛県生まれ。慶應義塾大学法学部を卒業し、大手生命保険会社に入社。
その後、中堅エンジニアリング会社を経て、1999年にジャパニアス株式会社を創業。