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創業者の言葉

真面目ということ

2014年02月02日

本日は真面目ということについて話したいと思います。

真面目とは一般的には『いい加減なところがない』『誠実である』という意味です。
現代においては『くそ真面目』とか『生真面目』の様に『あまりにも硬い』『融通が利かない』等の
どちらかと言えば否定的な意味で使われることが多い様に感じます。
『あの人は真面目だ』というのはおちょくった言い方です。

昨今は真面目ということについて否定的である風潮があります。
現代の言葉で言えばうざいとかうるさいとかしつこいとか面白くないとか。
一番典型的な言い回しは『くそ真面目』。軽蔑的な言葉です。
何故『真面目』にくそがつかなければいけないのかと私は疑問に思います。

真面目の真は真実・真剣或いは真心という時に使う。面は顔。目は目つき。
そう考えていくと真剣な顔・目つきをした状態という極めて良い様に解釈される言葉です。

日本語はよく見ないと誤った使い方をしてしまいます。
現代では所謂若者言葉の様に言葉をフィーリングで使っている人も多くいる様です。

私はテレビそのものが堕落しているように思います。
バラエティ番組を見る人の気が知れないとは言い過ぎかも知れませんが、私は一部のバラエティ番組は
冒涜だとすら感じます。
バラエティはテレビ局が安い費用で愚かな消費者を喜ばせようという安価な番組だと思います。
だからと言ってNHKの教育番組が良いという訳ではありませんが、他人を茶化して笑いを誘うとか他人の
悪口を言うとか毒舌とか、世間を斜めから見て世間に物申すのはいかがなものか。
他人を笑いものにして喜ぶという風潮は極めて宜しくありません。
真面目をおちょくる風潮も極めて宜しくありません。

私が解釈するに『真面目』の真は真剣勝負の意味です。
真剣で切り合う-真剣勝負における面の睨み合いで鋭い目つきが飛び交う。
そういう場面を想定します。
真面目に生きるとか真面目な生活とは真剣勝負をしている生き様なのではないでしょうか。

例えばイチロー選手は最高に真面目なスポーツ選手であり素晴らしい人です。
真剣勝負に真っ向から切り込むサムライのような選手だと思います。

仕事も同様です。
真面目に仕事をするのは最高です。
真面目ということをくそ真面目と茶化さず真剣にやれば面構えも変わってきます。
眼光も鋭くなります。
それをくそ真面目とかばか真面目とか茶化す輩の方が酷い人間なのであってそんな人間は相手にする必要は
ありません。

何も眉間にしわを寄せて難しい顔をしていろというのではありません。
笑顔が悪い訳ではないのです。イチロー選手だって笑うことはあるでしょう。
楽しい時は楽しい顔をすれば良いのです。

往々にしてスマホは絵文字で騙されます。
絵文字には何の意味もありません。あれは戯言です。
勿論スマホに対してまで真剣であり続ける必要はありませんがしかし偶には真面目なメールを書いてみるのも
良いでしょう。

皆様には言葉というものを大切にして頂きたいのです。
どうか真面目という言葉を通して漢字をもう一度大切にして下さい。

創業者
西川三郎

ジャパニアス株式会社の創業者、西川三郎が送る”創業者語録”
1948年愛媛県生まれ。慶應義塾大学法学部を卒業し、大手生命保険会社に入社。
その後、中堅エンジニアリング会社を経て、1999年にジャパニアス株式会社を創業。