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SEのキャリアプラン例を解説!キャリアアップのための転職も視野にいれよう

エンジニア基礎知識
SEのキャリアプラン例を解説!キャリアアップのための転職も視野にいれよう

SE(システムエンジニア)という職種に明確な定義はなく、所属する企業の組織構造によって担当業務や目指しやすい職種はさまざまです。SEのキャリアアップを検討してはいながらも、どのように計画を立てればよいか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。 SEにとってキャリアプラン設定が必要な理由や設定方法、さまざまなSEに対応するキャリアプラン例を知ることで、自分に適したキャリアアップの方法を具体的に検討できます。 しっかりと自己分析をして、長期的な目標を達成しましょう。そこでこの記事では、SEのキャリアプラン例や設定方法についてご紹介します。

 

SEにとってキャリアプラン設定が必要な理由

SEの定義は企業によってさまざまですが、一般的には情報システム開発の総合職、または上流工程を担当するITエンジニアの総称を指します。100人のSEがいれば100通りのスキルセットがあるといえるほど、SEの専門性は多彩です。まずはSEにとってキャリアプラン設定が必要な理由を解説します。

 

キャリアの選択肢が増えたため

SEの業務範囲は幅広く、所属する企業・チームや携わる開発プロジェクトによって必要とされる専門性はさまざまです。近年はAI・IoT・VR・ARといった先端領域に携わる例も増えており、SEの担当業務やキャリアパスは多様化しています。

 

SEという職種には明確な定義がありません。一方で、ITの発展により先端領域に対応する専門職が続々と登場しています。例えば、AI関連ならAIエンジニア、IoT関連ならIoTエンジニアといった具合です。

 

現在はSEからプロジェクトリーダー・プロジェクトマネージャーへという従来的なキャリアパスではなく、特定分野の専門家を目指すケースが増えています。IT業界の変化に対応するためにも、自身の将来的な立ち位置を検討することが必要です。

 

30代に備えるため

新卒でSEとして就職する方もいますが、20代で開発経験を積んだプログラマーが20代後半や30代でSEに転職するキャリアパスが一般的です。30代になるとプログラマーとしてのバックボーンを持つSEの層が厚くなり、技術的な専門性が不足したSEは不利になるケースがあります。

 

30代はSEのキャリア形成においてターニングポイントといえる時期です。40代・50代でどのようなITエンジニアになっているかは、30代でのキャリアアップに大きく影響を受けるでしょう。30代までに将来を見据えた知識・スキル・経験を蓄積し、キャリアプランの方向性を決めることが大切です。

 

自分に合った働き方を選ぶため

キャリアアップを検討する際には、仕事に影響するライフイベントを考慮することが大切です。30代になれば結婚や出産を経験する方が増えます。結婚や出産を経験するか、それらの時期はいつか、さらに出産に付随する産休や育休は取得するのかといった人生設計が必要です。

 

また、子育てと仕事の両立や、出産後もキャリアアップを目指すのか、出産を機にリタイア・キャリアチェンジするのかといった点も検討する必要があるでしょう。このように、自身の人生設計に合ったキャリアプランを設定することも大切です。

 

SEのキャリアプランを設定する方法

SEの担当業務はさまざまである上、先端技術の台頭によってキャリアパスは多様化しています。SEが長期的な目標を達成するためには、将来に向けた具体的な行動計画やキャリアプランを設定することが大切です。以下で、キャリアプランの設定方法を解説します。

 

自分自身を分析する

キャリアプランを設定するには、まず自己分析が必要です。自己分析においては、現状を分析するだけでなく過去も振り返ります。

 

過去には成功体験もあれば失敗体験もあるでしょう。さまざまな体験から自身が何を感じ、何を得て何が不足しているのかを明らかにします。

 

過去に設定した目標と、現在の自身とのギャップも検討材料です。どのような知識・スキル・経験があり、現実的に何を目指せるのかまで分析します。まずは自身にできることを整理し、大まかな方向性を検討しましょう。

 

期間を定めた具体的な目標を決める

自己分析を済ませたら具体的な目標を設定します。10年後や20年後といった長期目標が困難なら、まずは3年後や5年後といった中期目標を設定しましょう。

 

目標は実現可能性を加味して設定することが大切です。IT業界の技術動向や需要の変遷を、過去・現在に加えて数年後の予測まで考慮して分析します。分野や職種名といった具体的なワードを抽出して、それらに求められる知識・スキル・経験と現在の自身とのギャップを検討することが必要です。現実的な目標を設定し、目標達成に向けた課題を洗い出しましょう。

 

目標達成に向けた計画を立てる

課題を洗い出したら、解決・達成の優先順位を決めて整理しましょう。それぞれの課題解決に必要な期間や学習内容を具体化し、目標達成に向けた行動計画を立てます。課題の中には数か月で解決できるものもあれば数年かかるものもあるでしょう。解決のタイミングや順序も大切です。

 

直近数か月の具体的な行動計画をまとめた短期計画と、数年スパンでタイムスケジュールを組む中長期計画に分けましょう。行動計画表に具体的な作業量・作業時間を記入することもポイントです。

 

SEのキャリアプラン例を具体的に解説!

SEは所属する企業やチームによって担当業務・担当システムが異なるので、知識・スキル・経験を生かせる職種へのキャリアアップは比較的スムーズですが、担当外の業務・システムの専門家を目指すのは難易度が高めです。自己分析の結果を踏まえて、自身に適したキャリアプランを策定しましょう。それでは、SEのキャリアプラン例を10種類に分けて解説します。

 

AIエンジニア

AIエンジニアは機械学習やディープラーニング(深層学習)によってAI(人工知能)を開発し、従来のコンピューターシステムでは解決できなかった問題にソリューションを提供するITエンジニアです。

 

AIの応用範囲は非常に広く、画像認識システム・音声認識システム・AIチャットボット・自動運転システムなどに応用されています。

 

AIエンジニアにはPythonやJavaによるプログラミングスキル、AI関連のフレームワークやアルゴリズムの他、数学・統計学・データ解析といった領域の知識・スキルが必須です。飛躍的な解決方法を考え出せる発想力も重要といえるでしょう。資格取得を目指すなら、日本ディープラーニング協会による「G検定」がおすすめです。

 

IoTエンジニア

従来的な意味のインターネットはPCやスマートフォンといったデバイスで接続しますが、家電や医療機器といったさまざまな物体もインターネット接続・相互通信できるしくみがIoT(モノのインターネット)です。IoTエンジニアは物体にセンサーと通信機能を組み込み、IoTデバイスを開発します。

 

IoTデバイスの数は世界的に拡大を続けており、家電・医療・物流・自動車・宇宙航空・インフラといったさまざまな業界で開発者を求めている状況です。

 

IoTエンジニアにはC言語・C++・Javaによる組み込み開発のプログラミングスキル、無線通信技術やセキュリティに関する知識・スキル、業界に応じたハードウェアの知識が求められます。資格取得する場合は「IoTシステム技術検定試験」がおすすめです。

 

インフラエンジニア

コンピューター・OS・ミドルウェア・サーバー・ネットワークといったITシステムの基盤をITインフラと呼びます。こういったITインフラの設計・構築・運用といった業務を担当するのがインフラエンジニアです。近年はオンプレミス型(自社構築型)のITインフラをクラウドサービスに置き換える企業が増えています。

 

クラウドコンピューティングに精通したインフラエンジニアを「クラウドエンジニア」と呼ぶ例が増えており、今後の活躍が特に期待される職種のひとつです。

 

AWS・Microsoft Azure・GCPといったクラウドサービスの構築・運用スキルや、ITインフラ全般に関する知識が求められます。日本ではAWSを採用する企業が多いので、クラウドエンジニアを目指すなら「AWS認定」の取得がおすすめです。

 

セキュリティエンジニア

現在は一般企業や金融機関、防衛省をはじめとする国家中枢もインターネットを活用しており、IoTデバイスの台頭によってあらゆる場所がネットワーク接続されようとしています。情報システムに対して、セキュリティ対策が不可欠な時代であり、セキュリティエンジニアの重要度が増している状況です。

 

セキュリティエンジニアの業務領域は技術領域とコンサルティング領域があり、いずれもサイバー攻撃に対する調査・分析スキルやセキュリティに関する規格・法令の知識を要します。資格取得を目指す場合は、「情報処理安全確保支援士試験(SC)」や「CompTIA Security+」がおすすめです。

 

AR・VRエンジニア

ゲーム業界や医療業界を中心として、スマートフォンやヘッドセットを通じてAR(拡張現実)やVR(仮想現実)を利用したコンテンツが増えています。ARコンテンツやVRコンテンツを開発するのがAR・VRエンジニアです。

 

ゲーム業界ではゲームエンジンを活用することが基本で、「Unity」を使う際はC#やJavaScript、「UNREAL ENGINE」を使う際はC++やBluePrintによるプログラミングスキルが求められます。3Dモデルの作成スキルや3DCADの知識・スキルも必須といえるでしょう。資格を取得するなら「VR技術者認定試験」がおすすめです。

 

データサイエンティスト

現在はSNS・オンライン通販・電子決済の利用者が増え、IoTデバイスやデータベースに蓄積されるデータの種類・量も増え続けています。この「ビッグデータ」からビジネスに有益な知見・法則を発見し、クライアントの意思決定をサポートするのがデータサイエンティストです。

 

データベース・統計・データ分析・アルゴリズムの知識・スキルや、ビジネスの企画・提案ができるコンサルティングスキルを求められます。

 

機械学習の手法でビッグデータを扱う企業も多いので、PythonやRといったプログラミングスキルが求められるケースも珍しくありません。資格取得は「統計検定」や「オラクルマスター」がおすすめです。

 

ITスペシャリスト

ITスペシャリストはシステム管理・セキュリティ・データベース・アプリケーション共通基盤・ネットワーク・プラットフォームのいずれかの分野で、「ITスキル標準」が定めるレベル3以上のITエンジニアです。

 

特定の分野における企画から保守までの幅広い知識・スキルが求められます。SEは担当業務がITスペシャリストの知識・スキル習得に直結するケースもあり、キャリアアップを考えやすいでしょう。

 

取得すべき資格は何の専門家を目指すかによって異なりますが、データベースの専門家なら「データベーススペシャリスト試験(DB)」、ネットワークの専門家なら「ネットワークスペシャリスト試験(NW)」がおすすめです。

 

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーはシステム開発プロジェクトの管理者・責任者です。プロジェクトの全体計画を立案し、必要な資源やメンバーを確保して、品質・コスト・スケジュール・リスクを管理し、各ステークホルダーとの調整業務を担います。

 

プロジェクトの推進役であり管理者のため、組織戦略やシステム全般に関する知識、各種マネジメントスキルやコミュニケーションスキルが必須です。シンプルにいえばSEの上位職に当たるため、業務の中でチームリーダー経験して幅広い知識・スキルを吸収しましょう。資格取得するなら「プロジェクトマネージャ試験(PM)」がおすすめです。

 

ITコンサルタント

ITコンサルタントはクライアントのビジネス・経営に対し、ITを用いたコンサルティングを提供します。ビジネス目標の達成や経営課題の解決に向けて市場・競合・顧客を分析し、クライアントのニーズに合うシステムや技術を提案する職種です。

 

ITコンサルタントにはITに関する広く深い知識、論理的思考力や提案力の他、クライアントの業種についての理解も求められます。営業職とプロジェクトチームの橋渡し役ともいえる存在で、SEやプロジェクトマネージャーからのキャリアアップ先として人気です。資格取得を目指すなら「ITコーディネータ」や「中小企業診断士」をおすすめします。

 

セールスエンジニア

セールスエンジニアは営業部門に配置されるITエンジニアです。製品についての専門的な知識・スキル・経験を有し、営業職かつ技術者として販売活動をします。自身のみで営業活動をするケースもありますが、技術面のサポート役として営業担当者に同行するケースも珍しくありません。

 

クライアントに技術的な側面から提案したり、技術的なニーズを開発チームに伝えたりするため、技術的知識・スキルに加えてコミュニケーション能力や提案力が必須です。製品や開発工程を深く理解しているSEが適任でしょう。資格取得は「ITストラテジスト試験」や「セールススキル検定」がおすすめです。

 

設定したキャリアプランを実現するために

SEのキャリアプランにはさまざまなパターンが考えられます。SEとして自身の設定した目標が達成できない場合は、不足するスキルを補ってキャリアアップ・キャリアチェンジが必要です。キャリアプランを明確にした上で、転職も視野に入れる選択肢もあります。以下で、キャリアプランを実現するためのポイントを解説します。

 

キャリアプランを明確にする

キャリアプランを明確にすることで、自身に足りていない知識・スキル・経験を具体化できます。将来的にどのような目標を達成したいかというゴールを設定し、目標に至るまでのプランを明確にすることが大切です。

 

基本的には、ゴールから逆算して長期的なプランを立て、中期的なプランから短期的なプランへという流れで考えます。「AI開発で新しい価値を創出する」ことがゴールなら、数年後あるいは10年後にどのようなAIエンジニアになっている必要があり、直近数か月に勉強する内容は何か、ということを検討する流れです。

 

必要スキルを身に付ける

キャリアプランを実現するには、SEとしての知識・スキル・経験をベースに、目標とする職種に求められるスキルの習得が必須です。実務から学べないことは計画的に勉強し、不足するスキルを補いましょう。

 

例えば、プロジェクトマネージャーを目標とするなら、SEとしての経験をベースに各種マネジメントスキルや経営戦略について学びます。AIエンジニアやIoTエンジニアを目指す場合は、SEに不足しがちな技術面のスキルを重点的に学ぶ必要があるでしょう。

 

キャリアプランは自社内で実現できるとは限らないので、他社でも通用するスキルレベルを目指すことが大切です。

 

キャリアアップのための転職も視野にいれて

所属する企業の組織構造によっては自社内でのキャリアアップ・キャリアチェンジも可能ですが、目指す職種のポジションが自社内に用意されていないケースも多いでしょう。社外に目を向けることで選択肢は広がるため、転職も視野に入れることをおすすめします。

 

また、ひとつの企業に所属し続けると意識やスキルセットは固定されがちです。学んだスキルが他社で通用するかどうかは、自社内で業務を続ける中では判断が難しいでしょう。より高いスキル・経験を得るためには、環境を変えることが大切です。キャリアアップを求めるなら転職も含めたプランを検討しましょう。

 

キャリアップを叶える転職を成功させる方法とは?

求人情報を比較すると、大企業や特別に好条件の企業が目に入るでしょう。しかし、企業の組織構造や抱える案件はさまざまで、ITエンジニアに求めるスキルセットもそれぞれ異なります。企業の規模や就業条件にフォーカスすると、自身のスキルセットと合致しない企業が検索でヒットすることが多いでしょう。

 

ITエンジニアは実務の中で発揮するスキルが評価に直結します。目標とする職種に求められるスキルを習得し、ITエンジニアとしての価値を確立することが大切です。自身のスキルセットにマッチする企業を選択し、実務の中で評価を高め、実力で理想のキャリアプランを実現しましょう。

まとめ

SEは所属する企業の組織構造によって担当業務が異なり、実務で習得できる知識・経験・スキルや、目指しやすい職種はさまざまです。「SEに最適なキャリアパス」は一意的には考えにくいため、しっかりと自己分析した上で、独自のキャリアプランを設定しましょう。

 

ジャパニアスはAI関連事業をはじめ、ソフトウェア・インフラ・メカトロニクス・エレクトロニクスと幅広い分野で事業を展開しています。全国各地に拠点があり、希望の勤務地を選べることも強みです。また、個人のスキルを見極め、それらを生かせる現場の提案が可能です。SEとしてのキャリアアップをお求めなら、さまざまなキャリアプランに対応できるジャパニアスへご応募ください。

 

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