1Dシミュレーションとは、製品の形を決める前に、機能と性能を考える手法
ジャパニアスでは1Dシミュレーション事業にも力を入れています。
1Dシミュレーションは、別称「システムシミュレーション」と呼ばれており、機能を考えシステム全体を設計する手段です。
プログラム言語だけで表現する0Dシミュレーションや、3次元的な形状の変形解析を行う3Dシミュレーションとの”対比”で、ブロックを線で接続して記述することから「1D(=1Dimension)」シミュレーションと呼ばれています。
既に形状が決まっている場合や、設計下流の試作や量産での不具合解析においても、3Dシミュレーションまでは必要ないが、Excelや電卓では計算できない問題に対して、1Dシミュレーションで解決できることが多いです。
1Dシミュレーションとは、製品の形を決める前に、機能と性能を考える手法
設計自由度の高い上流段階において、高速に計算が可能な1Dシミュレーションを用いることで全体最適を行うことができ、完成品の性能向上、コスト削減が可能となる。なるべく広い範囲で、複数の分野の計算するために、シミュレーションモデルには可読性や拡張性が求められるが、1Dシミュレーションはこの点にも優れている。
従来はモノが出来上がってから組み上げて評価していたが、1Dシミュレーションにより、設計上流での評価を可能とし、設計下流での手戻りを減らすことができる。早期に企画の実現性確認を可能とし、詳細設計に移行するかどうかを判断することができる。現行の技術では実現できない、ということも早期にわかるため、「実現するためにはどういうブレイクスルーが必要か」を考える時間が生まれ、イノベーションが起きる可能性が高まる。
1Dシミュレーションモデル開発では、技術に対するより横断的な知識や視点が必要になってくる。1Dシミュレーション開発を推進することにより、同時にそのようなエンジニアの育成にもつながる。
お客様の課題に合わせた、メカ機構系の1Dシミュレーションモデルを開発します。
お客様の電磁気(モータ等)、電気、制御系の1Dシミュレーションモデル開発を支援します。
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